mame3zok雑記

i'm just a drummer. i'm just a rider. i love dogs. i love the greatest japanese rock band SPITZ!

Respectable Street / XTC #Songs_I_Played その11


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先日 独り観に行った デデデデ前章 イソベやん のシーンで デベ子がXTCのロゴTを着てたので

D学1年の末ごろから組んだニューウェーブ・ロックのバンド 当時一部で流行ってたんだけど シティポップ一辺倒のサークル内では異端児扱いだった 自分はドラムス駆け出しだったし なんやかや色々あって このバンドへの思い入れは相当強かった Gt.とVo.の先輩は サークル内では面倒臭い奴の扱いだったけど 実際 自分には面倒見が良くて頼りになる人だった

もう一本Gt.と 自分の相棒たる Ba.を探しても なんせ先輩が面倒臭い奴なんで なかなか見つからない そこで 新歓行事で何も知らない新入りを半ば強制的に加入させた 人柄とギターの腕前はよくわからない それでもニューウェーブに理解のありそうなTくんと 音感が良さそうというだけで全く初心者のNさんだった 自分はリズム隊の相棒がド・シロート なことに一瞬ひるんだけど 自分もドラムス始めて数か月だったし まあ一緒に成長できればいいやと 友人や先輩のベーシストのアドバイスを受けつつ 中古のベースをあてがうところから チューニング・ドレミ・指使い・ベーアンのつなぎ方など 自分がすべて1から仕込んだ 彼女は音感やセンスの良さから覚えが早く しばらく自分の練習も兼ねて2人でみっちり基礎連を続けたので バンドとして音を合わせられるぐらいメキメキと上達をしてくれたし 自分もドラマーとしての土台固めが彼女のお陰で出来たと思う

で 若い2人が時間を継続的に共有していると 自然の成り行きで そうなってしまうのに時間はかからなかった Nさんにはベース以外の事もアレコレ手解きすることになってしまったりしたが これは大いに自分に責があることなんだけど その関係が後に バンドの亀裂・解散の主原因となってしまうのであったよ まあそれは置いといて 置いとけないけど

XTCは元は先輩が好きで 練習曲としてはこれと Towers of London をやったぐらいだったけど これらが入ったアルバム Black Sea は自分の愛聴盤になっている 今も聴くと 息ぴったりなリズムセクションに 投げやりなTくんのギターと 先輩のヨレたヴォーカルが乗っかった当時の音が耳に蘇ってきて ときどき胸の隅が痛む気がすることがあるかもしれないけどね 

取り敢えず先輩の卒業まではバンドはもった いくつか大きなステージもこなした けど リズム隊の妙な雰囲気に一番嫌悪感を持っていたTくんは 先輩の卒業と同時に抜けてしまい 残ったNさんと自分は妙な雰囲気のまま メンバー補充もままならず 思い出すだでも痛い痛い痛たタタタタタタタぁ~(以下略) Respectable Street はそんな曲では全然ないんだけどね

今 先輩は遠いところで隠居して どっぷりと陰謀論に浸った日々を送ってるらしい 侵略者が攻めて来るぞー的な 人としての関わりが完全に切れてしまったのは悲しい 仕方が無いけど ましてやTくんやNさんが今どこでどうしているのやら 知る由もない