mame3zok雑記

i'm just a drummer. i'm just a rider. i love dogs. i love the greatest japanese rock band SPITZ!

おまつり

参院選の影響なのか、例年土日に行われる町内の夏祭りが昨日今日とあった。何を祭ってるって程のもんでも無い。公民館の狭い前庭に櫓を組み、日暮れと共にLo-Fiな炭坑節やご当地音頭が大音響で鳴り響き、お年寄りの会と子供会が盆踊り。住宅地なので子供たちやその親たちの社交場。雑踏、土埃、屋台の焼鳥やたこ焼きなどのにおいに、屋台の発電機の2スト排ガスが混じる。所在無げに携帯電話をパタパタさせている老若男女の多いこと。
家人にせがまれ「玉せん」を買う。長い列が出来ていて仕方なしに並んだ。自分たちの前にいた小学生高学年か中1かぐらいの少年たちの番になろうかという頃、その友人たちが6,7人もワラワラと押し寄せ、おれのも買っといて、おれのもおれのも、と事実上の割り込み。思わず私は「君たち、並びなさいね」と声をかけていた。彼らは少しどぎまぎしたような、何処と無くおびえたような様子で静かに長い列の最後尾に向かって行った。こんなに効き目が有るとは。
ごめんなさい、もう少々私の言葉は荒っぽかったかもしれない。偶々、派手なアロハシャツにサングラスを私が着用していたのも影響したかもしれない。必要以上にいたいけない青少年を怖がらせてしまったかな。
玉せんは金参百圓也。ソースもマヨネーズも頼りなく、卵は焼き過ぎ、煎餅は萎れて厚紙のような食感。でも、家人と手をつなぎ、かわりばんこに齧りながらぶらぶら歩いた。これぞ我が街の夏、かな。