mame3zok雑記

i'm just a drummer. i'm just a rider. i love dogs. i love the greatest japanese rock band SPITZ!

本日の拝聴版 #3

ポリス・ライヴ [Super Live 1470! シリーズ]

ポリス・ライヴ [Super Live 1470! シリーズ]


 The Policeのライヴ盤である。わ、若い!3人ともめっちゃ若くて、StingもAndyも飛び跳ねちゃってるジャケ写真。Stewartのセットを見て自分もTAMAのスネアにしたり、タムを平らにセットしたり、スプラッシュシンバル買ったりしたもんなぁ。オクトバン欲しかったなぁ。DISC 1が1979年Boston、DISC 2が1983年Atlantaのライヴ音源。まさに自分が必死でコピーしてた頃。来日公演では公会堂へ観に行った、自分が青臭かった頃。
 "Message in A Bottle"は特に思い出深い。左手の指が開かずに苦労した。先輩に怒られて泣きながら練習した。6弦2フレ人差し指、5弦4フレ中指、4弦6フレ小指。自分の手が人より小さいのに初めて気が付いた曲。ギタリストとしての自分に限界を感じた曲。ドラムスにコンバートしてからも随分叩いた。グルーヴは8ビートなのに手足が8ビートじゃない不思議な曲。
 他にも"Next to You"でリードヴォーカルを取ったこと、"So Lonely"や"Truth Hits Everybody"で『高速8ビートBD1,2,4拍踏み』を鬼のように練習したことなど、思い出は尽きない。特にDISC 1の方のパワー全開の荒っぽい音が、自分たちのへぼへぼだけど必死だった思い出の音にかぶって聴こえる。ほとんどの曲を何らかの形で演奏したことがある。
 Stingの切ないヴォーカルとベースの上手さ、楽曲そのものの質の高さは言うまでもなく、Andyの不思議系ギターとStewartのパワフル突っ込み系+ホワイトレゲエ系ドラムが渾然一体となり、The Policeのサウンドは3ピースバンドとは思えない分厚さと存在感がある。歴史に残るバンドだと思う。
 これでリリースが1995年。せめて十年早く出してくれてたらもっと役に立ってたのに、って思うけど、買ったのは21世紀になってからだしな。