10th album「三日月ロック」track 4（2002年）
スーパーの店先でみかんがだいぶ色づいてきたなぁと思ってたら、我が家の食卓にも登っていた。隣からのお裾分けだそうだ。昔は、秋のみかんなんて「青切り」が当たり前で、それはもう、覚悟して口に入れなければならないぐらい酸っぱくて、そのガツンとした酸味で秋の遠足とか運動会とかのシーンが蘇るのだが、近頃のみかんはちょっと緑が残ってるものでも充分甘く、甘くってジューシーで美味いんだけど、何だか物足りなさを感じてしまうんである。甘いみかんはやっぱ、コタツで紅白歌合戦とか新春かくし芸大会とか見ながら食ってこそ、の味覚なのだと思うのだが。
架空のバンド？ミカンズの応援歌だと、どこかで読んだ覚えがあるが、事実はどうだろうか。中華風味？のツインリードとリズムのカウベルが不思議に心地よい軽快なナンバー。いつかあの娘のハートをつかみたい、ってのオトコのバンドの動機付けとしては最も普通ですな。身に覚えがあるし。今年の春に沖縄で買った青いボトルの泡盛はまだ半分ぐらい冷蔵庫に残ってる。
