「郷土についてのフィールドワーク」なる、末娘の夏休みの自由研究に振り回された。上の娘の時と同じ課題で、その時は地元を流れる「川の源流から河口まで」を写真と地図でまとめる、というものにぼくは運転手兼、写真＆地図印刷係として丸一日つきあったのであった。末娘はあれのこれの悩んだ挙句、上の娘の時に撮った写真と同じ地点での写真を撮り、４年前と現在とを比較する、というものであった。
これは一大事業である。源流の商大前の池から河口の名港まで写真を撮りつつ移動するのに、前回は９月１日（日曜日！）の朝から日暮れまでかかり、夕食もそこそこにプリントアウトして、B紙に貼ってこまごまと書き込んで、完成は始業式の朝であった。なんという愚かな娘だ！父親そっくりではないか！中の娘の時は手伝った覚えが無い。何でも適当にテキパキ片付ける嫁に似たのだろう。
で、今年の末娘。今日の明日が始業式というわけではない。上の姉よりは要領いいのかもしれない。しかし今年の９月１日は日曜日ではない。あと４日で仕上げねばならない。写真を撮るのを手伝ってくれと言い出したのが今日の昼食後。半日では源流から河口まではとても無理なので、在住区内限定でまとめようということにして、それでも撮影に半日、仕上げの印刷に１０時半までかかってしまった。
