mame3zok雑記

i'm just a drummer. i'm just a rider. i love dogs. i love the greatest japanese rock band SPITZ!

被害者の冥福を祈りつつ

 佐世保の小6同級生殺害事件は、同じ年の末娘を持つ父親として言いようのないショックを受けている。被害者の父親の手記を読んで泣けた。妻に先立たれ、可愛い盛りの娘をも奪われてしまう人生なんて全く想像もできない。また加害児童の親の気持ちも察するに有り余る。これまでの子育ての苦労のみならず、自分の人生人格全てを否定され、償うことの出来ない罪に苦しみつつ、人目を避け、人目に怯えつつ残りの人生を過ごさねばならない。そんなつらい運命を与えられる人々がいる一方で、妻も子供も無事な自分が同じ世界にいる。本当に神様がいるなら、神様にとって、彼らと自分との違いって一体どこにあるのだろうか、と考えてしまう。何を基準に彼らにはそんな過酷な運命を与え、自分には今のところ与えていないのだろうか。これから与えられるのだろうか。いつあたえられるのだろうか。その日が訪れるのが、ただひたすら怖い。どうしていいのか分からない。今ある自分の環境に感謝し、誠実に生きようとするだけでは足りないのではないか、と不安に陥る。