休みは休みで小市民には日常の瑣事というものがある。家に居ると、自分の周囲になかなかポジティブに行ける要素が少ない。皿洗いから掃除、食料品の買い出し、外食、その他、諸々の中に自分がどんどん埋没して行く。自分で積極的に作ればいいんだろうけど、それも億劫になってしまう不甲斐無さ。今年こそはと期待していた他力本願のチャンスが『スカ』だった、ってのも大きく影響してる(金銭的賭け事では無い)。
それにしても、家庭生活ってもんは、ま、いろいろと軋轢が有るもんだぁな。夫婦なんて、そりゃ大切なパートナーだけど、元はバックグラウンドの全く異なる赤の他人だし、子供たちだって、一人ひとり大切な存在ではあるけど、成人してしまえば自己責任でやってもらうしかない。日常生活の利便性と快適性と何がしかの補助をあてにするためだけに、いつまでも此の家に寄生されても困る。
いくら家族でも、通じる冗談と通じない冗談がある。自分が興味を持った事象を、家族だからと無条件に押し付けられても困惑する。こっちだって、大切な人に伝えたい感動や面白さがいっぱいあるのに、それを共感してもらえない虚しさ。諦め。ちょっとした苛立ち、配慮に欠ける発言。
価値観は男女間の格差、個人差、かなり大きいのに、それを互いについ、忘れてしまう甘さ。そして裏切られた、興味を持ってもらえなかった、という落胆。この繰り返しがかなり前から続いている。
これから一体どうしたらいいんだろう。
明日も、明後日も家に居る。居ねばならない。バイク弄りしようとするだけで、バンド活動の準備しようとするだけで、負のオーラが押し寄せてくる。
相当重症なのかもしれない。
