今日、また、一つ。越えた。いくつか、は忘れた。いや忘れはしない。でも忘れたい。もうしばらくは忘れていたい。
一里塚をひとつ越えた自分と、越える前の昨日までの自分。劇的な変化は、無い。が、次第に衰え行く気力、体力、○力、△△力、××力・・・ 完全なる糞爺になって棺桶に半身突っ込んだまま吸い込んだ息が全て繰言となってだらだら垂れるようになってしまう時が、刻一刻と迫って来ている。それは避けられない事実。どう抗っても。
その日が来てしまう前に、してしまわねばならぬこと、しておきたいこと。悔いの無い生き方をすること。
では、今まで、悔いの無い生き方が出来ていたか、というと、これまた悔いの方が満足より質、量共に大幅に上回る。一体全体、今まで何やって来たんだ、俺。
でも、今から寝て、明朝起きて、また仕事に行く。大きな差は、日常の小さな積み重ねから作っていくしかない。今までもそうだったはずだし、これからも、きっと。
