我等が自主ライヴイベントは無事終了。皆で協力して出来たという点では大いに評価をして良いと思う。時と場所を設定し人と金をある目的の為に動かすのは人間の基本的な社会的行動で、世の中ほとんどこれで回っている。運営という点に関しては、常識と良識ある大人たちが互いに気を遣い合い、この手の興行運営素人の我等としては、まあ上手く終わらせる事が出来たのではないかと思う。適材適所、仕切れる人が仕切り、しゃべれる人がしゃべり、こちょこちょ作れる人が作り、計算できる人が計算をきちんとした。
だけど、その動員の「目的」を、嗜好要素の非常に高い「楽曲」もプロではない我等が提供しよう、ってんだからいろいろ無理もある。素人演芸には予定調和と自己満足がついて回る。この２項目をどの線まで、演じる側と観る側が納得できる共通認識を持てるか、というところであろう。永遠のテーマである。
個人的には楽曲のレベルアップ、演者としてのレベルアップを目指したい。自分に残された時間は、集ったメンバーの中では一番短い。焦っても仕方無いのだけれど、出来る範囲で最大限の努力をして、悔いの無い状態で引退の日を迎えたいと思う。
