2nd album「名前をつけてやる」track 5(1991)
あまったれツアー後半の、神奈川県民ホールの2日目で演奏されたらしい。それもアンコールで。「レア物」ですな。聴きたかったなぁ、この耳で。ところでこの曲を聴くと、なぜか椎名林檎を思い浮かべてしまう。なぜだろう。自分でもよくわからないけど。
意表を突くスピーディーなベースのリフと、ワウやフランジャーの効いたギターが、崎ちゃんの刻む高速8ビートに絡みつくスリリングなバッキングに、マサムネの声が切ないメロディーに摩訶不思議な歌詞を乗せて突っ走る。パンクをやってた頃の面影がちらりと見える、通好みの名曲。初期の頃のこの“かっこよさ”は、やっぱ「若さ」「青さ」に由来するもののように思える。
○my drumming memo
以前のプチセッションで一度叩いたことがある。毎小節3・4拍目のBDの裏打ちがこの曲の命。ここがモタらないように、ベースのフレーズにぴったり合わせる。展開部にFTのリズム刻みがあるのでチューニングに注意。