まずはセットリスト
1.空も飛べるはず 2.エスカルゴ 3.ワタリ 4.白い炎 5.ナンプラー日和 6.恋のはじまり 7.ロビンソン 8.ほのほ 9.スピカ 10.けもの道 11.優しくなりたいな 12.会いに行くよ 13.夢じゃない 14.夜を駆ける 15.正夢 16.甘ったれクリーチャー 17.メモリーズ・カスタム 18.俺のすべて 19.みそか
E1.君と暮らせたら E2.春の歌
立川、さいたま、高山と、あまったれツアーの後半が始まって4番目が豊田。まふさんとこのネタバレ板で前もって見てたのとほとんど同じセットリストだった。客層は田舎だからなのか全般的に地味目で、おばあさんがいたり、赤ちゃんの声がしたり、親子で来てたり、若い子も多いんだけど年齢層は高め、男女比は4:6ぐらいだった。
メンバーの印象も多少おとなし目だったように思う。マサムネの喉はまあまあの状態だったみたい。崎ちゃんが短髪でちょっとおっさんっぽくなってしまっていて驚いた。「空も飛べるはず」でのスタートはスピッツらしい緩さを感じる。「エスカルゴ」で盛り上がって、続く「ワタリ」で歌詞飛ばし。MCでマサムネが「こんなユルいバンドですがよろしく!」って、このユルさが良いんじゃない。締めるとこはきちっと締めれるし。「昔の曲ですが」と「白い炎」、「ナンプラー日和」「恋のはじまり」と続いて、マサムネMC「昼に豊田に着いてきしめんを食べた。テツヤはかき揚定食とかみんなはもっと豪華なのを食べてたけど、ぼくはみんなの子分だから・・・」とか言って会場は沸いていた。「ロビンソン」はやっぱりいつ聴いても良い。「ほのほ」は照明が真っ赤で眩しかった。「スピカ」は結構ライヴ映えするなぁと思った。「けもの道」はお約束どおり「豊田の日の出〜」だった。その後ごそごそと「まったりバージョン」にセット変え、会場もみんな席に着いて落ち着く。(スタンディングの会場はどうするんだろう?)マサムネもひとり椅子に座り、「これから『私のストーリー』を一時間ほど・・」などと言って笑わす。八丁味噌の鍋を食べた話と「唐突ですが秋ですね、秋と言えば稲刈り」と、おばあちゃんの家に子供の頃稲刈りにいって用水路に落ちた話など。で「優しくなりたいな」をクージーのピアノをバックにとつとつと歌い上げる。崎ちゃんがタムを素手でぽこぽこやってた。で、またトーク。「秋といえば運動会」と、唐突に菊池桃子の話が出て来る。会場の笑い声に、年齢層の高さを感じる。「会いに行くよ」はテツヤもアコギを弾いていた。次はセットを戻し、「はりきっていきますんで、ってもスピッツだからこんな感じだけど」と「夢じゃない」「夜を駆ける」「正夢」をきっちり聴かせる。次いで、「さあ、そろそろ『上げ上げ』で行くんでよろしく。スピッツという名のトヨタハイエースにみんなを乗せて!」と「あまったれクリーチャー」「メモリーズ・スペシャル」と軽快に飛ばす。ベースのぶよぶよ〜んのソロで始まった「俺のすべて」は、田村君がいつものようにぶっ壊れていた(けどいつもより地味目っぽい)。ラストは「おれたちはやっぱロックンロールバンドなんだ!結成18年(会場からどよめき)またお会いする機会があれば今後もよろしくお願いします!」と礼儀正しくあいさつし「みそか」で締め。あまったれ前半では演ってくれなかったのが聴けてよかった。
アンコールではまず「君と暮らせたら」これはライヴで一度聴きたかった曲。緑の照明がきれいだった。で、メンバー紹介。田村君は今日の服。テツヤとおそろいのボーダー柄にしようか迷ったけど、38にもなってお揃いでしましまかよ、って話。クージーは万博ネタで、閉会式にいた友達から「森に帰るはずのモリゾーが途中で溝にはまってこけた写真」が送られてきた話。崎ちゃんも万博に行った話と、「豊田は初めてだから」と、ドラムヴォーカルのマイクの種明かし。テツヤも万博ネタで、モリゾーの中に入ってバイトしてたとか、ポケモンパークへ行った話とか、昔は白黒写真ばかりだったってこととか。マサムネはいきなり「蜂のムサシは死んだのさ〜」とちょろっと歌い、蜂は怖い、刺されて人が亡くなったニュースを見たという話を唐突にして、その後、犬に咬まれたり用水路に落ちたりしたけど、死なずにこうして今生きてライヴができる、と強引にまとめ。で、最後に「春の歌」で締め。
目立った事はなかったけど、こじんまりとまとまった良いライヴだったと思う。会場出口から駐車場に向かう途中で見かけたツアートラックを記念に撮った。
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