mame3zok雑記

i'm just a drummer. i'm just a rider. i love dogs. i love the greatest japanese rock band SPITZ!

待ちあわせ 《今日の一匹 その014匹目》

2nd album「名前をつけてやる」track 8(1991年)
 昼間は天気が良かったのに、せっかくの七夕の夜は曇り。昨夜、かなりリアルな夢を見た。『なぜか二十歳前後の自分。好意を寄せているっぽい女の子(今まで好きになったどの子とも違うタイプ)とバスに乗ってしゃべっていた。天気の良い午後だった。彼女は、ちょっと癖のあるショートカットの髪、澄んだ瞳、鮮やかな色のTシャツ(色は覚えていない)に古めかしいデニムのオーバーオールをうまく着こなしていた。会話の内容は全く覚えていない。時折、花のように笑い、小鳥のように小首を傾げた。ぼくは突然、思い切って、君が好きだと告げた。彼女は目をまん丸にしてしばらくバスに揺られていた。と、急にぼくの胸に飛び込んで来た。(ここで目が覚めた)』文章化すると猛烈に臭くていやになるが(文才が無いからだし)、やけにはっきりした夢だった。告白の時のドキドキ感が生々しかった。今夜も彼女に会いたいが、いい夢の続きはいまだ見れたためしがない。今夜は雲に閉ざされた彦星の上で、落とした涙が足元ににじむ様をみながら、虚空に叫ぶしかないのか。
 曲は激しい2ビート、アップテンポのパンク、なおかつキーはA。マイナーではない。あっけらかんと明るいAメジャー。ずんずん突き進むベースにディストーションのきついギター。アームぐにゃぐにゃ+ワウの狂ったソロ。だが歌詞は哀しい。非常に哀しい。この激烈なバックに淡々と澄んだヴォーカルが載る。アコギのストロークも入っている。このアンバランスがたまらなく好き。
 ○ my drumming memo
 燃える2ビート。サビの変則8ビートもドライブ感をしっかりたもったまま。2サビ最後のベースとのオカズがきちっと合うとむちゃかっこいい。