mame3zok雑記

i'm just a drummer. i'm just a rider. i love dogs. i love the greatest japanese rock band SPITZ!

悲しみの果て

朝、出勤途上の車の中で、エレカシの『悲しみの果て』に涙が止まらなくなる。
信頼していた人に「余計なことをしゃべりすぎる」みたいなことをいわれ、反省しつつも悲しくなる。出過ぎた真似をしすぎるな、ということだろうが。気持ちが萎える。勇気がしぼむ。
嫁が親から借りてきた、江藤淳の『妻と私』を40分ぐらいで読破する。自分はあれほど純粋な気持ちで嫁を看取れるだろうか。肉親の死を間近に控えた人々を見たり、こんな本を読んだりすると、いずれ自分にも訪れる「肉親の死」が果てしなく苦しく虚しく思える。だが、人間として生きる以上、死を迎えない者はいない。つまり、いつもどこかで日常的に起こりうることなのだ。だから悲しいのだ、人間というものは。