mame3zok雑記

i'm just a drummer. i'm just a rider. i love dogs. i love the greatest japanese rock band SPITZ!

MYST

お年頃の娘が折角の日曜日、一日中iPhoneを抱えて家の中でゴロゴロしてる。「あ〜」とか「はまった〜」とか「うぅ〜ん」とか唸っている。
「ねぇパパ、ミストって知ってる? ゲームなんだけど・・・」
MYST ミスト 完全日本語版 for Windows95/98/NT4.0
をぉ!知らいでかいな。今を去ること10ン年まえ、MYSTをやるために大枚叩いてMacのPerformaを買ったのだから。オマケでついてた「おばあちゃんとぼくと」とかは、当時幼かった娘たちがマウスを奪い合いながら遊び倒したものだった。娘たちが寝静まった後、嫁と二人でMacの前に座って、あーでもないこーでもないと相談しながら謎解きを進めたものだった。細部まで描き込まれた美しい世界の静寂と孤独感。使い方のよくわからない不思議な機械たち。ちょっとしたメモ。そして、本。あのMYSTの世界観に魅了された。あれ以上に埋没できる世界観を持ったゲームにその後出会えてない。
嫁と二人でチラシの裏に手書きで地図を作ったり、音のヒントを「ちゅるるるん」とかメモしたりしながら、エンディングに辿り着くのに2,3ヶ月はかかった記憶がある。同梱の「禁断の書」は何とか開封せずにクリアできて、すごく嬉しかった。当時はネット接続も無く、Macはスタンドアロンで使っていた。あのMacはキッドピクスや“Fatty Bear”“Putt Putt”とか、娘共は遊びまくってたなぁ。あれで年賀状作って頃もあったし。
が、そのMYSTを娘がiPhoneに入れて遊んでる。ちょっと見せてもらう。非常に懐かしい。正に初代MYSTだ。が、昨夜からやり始めたのに、進みが非常に速い。今日の夕食まえには「あ〜あ、全クリしちゃった。」だと。どうもiPhone移植版はヒントが参照し易いらしい。ちょっと早すぎるんじゃない全クリ?
時代は変わるもんよのう。10数年前、MYSTが掌の上で遊べるようになるなんて想像もできなかった。これからの10数年、一体どう変わっていくのだろう。楽しみだ。