mame3zok雑記

i'm just a drummer. i'm just a rider. i love dogs. i love the greatest japanese rock band SPITZ!

第20回(プチ)スピッツセッション

恒例の会が昨日曜日に開催された。9年目、20回目となる。
当日は感慨ひとしおだったんだが、その後、家庭内PKOが大変だったので。


思えば昔、ネット上で『Go Go シロノワール』というイベントを偶然にも見つけ、
参加できないかと、見ず知らずの主催者の方にメールを送ってみたのが、そもそもの始まりだった。
当時、馬車馬のように働き、ヒマさえあればスピッツを聴きまくり、駄文を書き散らす日々だった。
所属するバンドもなく、音楽関係の友人は疎遠で、機材は押入れで埃にまみれ、スピッツをバンドでやってみたいという気持ちだけ空回りして悶々としていた。
主催者の方から、エントリーが終わってしまっているので残念ですが、と返事が来た。
がっかりだったが、落胆してるヒマはなかった。
そのイベントは見に行くつもりだったけど、仕事やら何やらで行けなかった。
またまたがっかりだったが、落胆してるヒマはなかった。
その数週間後、プチセッションを開いてみるのでどうですか?とお誘いを受けた。
文字通り小躍りし、二つ返事で参加表明をした。
機材を引っ張りだし、スタジオ借りて曲に合わせて叩いてみた。
そして戦慄した。
ここまで叩けなくなっているとは。ブランクは確実に自分を蝕んでいた。
こんなヘタクソで、初対面の人たちと音を合わせられるのか?!
集まるのは自分より一世代も二世代も若い人たちばかりの様子。
そもそも、自分は場違いではないのか?
仕事も忙しく練習不足で、不安いっぱいのまま当日を迎えてしまった。
吐きそうに緊張したまま、思い切ってスタジオに飛び込んだ。
アカネとたまごを叩いた気がする。2004年春の事だ。


そして、現在に至る。
主催者の方を始め、多くの人に出会い、お世話になった。助けられた。
いくら感謝してもし尽くせない。


本当にありがとうございました。


お世話になりっぱなしで、自分がほとんど何も貢献できてないのがもどかしい。