mame3zok雑記

i'm just a drummer. i'm just a rider. i love dogs. i love the greatest japanese rock band SPITZ!

未不知天命

まあ、昨日の事であるが。
一通り、メールをもらったり、声をかけてもらったり、夕食が豪華だったり、食後のおやつが和菓子だったり。
人生の節目を迎え、侍の時代なら人生終焉の時である。
こんな日に、最近調子の悪かった叔父が「悪性リンパ腫」と判明したという知らせが届く。自分よりちょうど20上の叔父。そう日頃世話になったてたわけでもないのだが、非常にショックだった。悲しかった。叔母の憔悴した顔が目に浮かぶ。

あと20年ぐらいで、自分も死を宣告される可能性は非常に大きい。それまでに、一体自分は何が出来るのか。夕餉の食卓で上の娘に「いよいよ大台に乗ったけど、率直な感想は?」と尋ねられ、咄嗟に、

「今日が16歳の誕生日だと思う事とする。」

と答えていた。激動の思春期から青春期、そして充実の壮年期の初期までを、悔いのないよう、今からもう一度過ごしたい。嫁ともう一回、熱い恋愛をしたい。孫を可愛がることで、幼子の子育てをもう一度体験したい。そして、充実したまま、この世を去りたい。

あと20年。長いようで短い。祖父は64で、実父は72で逝っている。無駄に貴腐老人のように命だけを他力で延長させたくない。
これからの20年をどう充実していくか。20年もない可能性も大きいし。周囲に迷惑をかけず、いかにあっさりと、あっけなく逝くか。何事も引き際が大切だからな。